【バラの香りは女性の味方!バラ水と精油の手作り化粧水】
うっとうしい梅雨時期、バラの香りを楽しんで、さわやかに過ごしたいですね。
バラの香り(バラの精油)は、非常に高価ですが、バラの精油よりはるかに安価で、それでいてバラの香りを楽しめる品があるのです。
それが、バラ水(ローズウォーター)です。
バラの精油の副産物であるローズウォーターは、バラの香気成分を多量に含み、その香りでうっとりとさせてくれます。
ローズウォーターは肌にも良く、手作り化粧水の材料として使えます。
今回は、バラやローズウォーターの効果と、ローズウォーターでの化粧水の作り方について説明していきますね。
バラの香りの効果
その香りは、女性ホルモンのバランスを整えてくれることが証明されています。
また、心を癒やし、喪失感や悲嘆、苦しみを和らげてくれる香りです。
頑張りすぎたり、依存したりする時にも効きます。
諦めや無気力、無力感を感じる時にも優しく包み込んでくれる香りです。
ローズウォーターの効果
ローズウォーターは、バラの香りの効果だけでなく、肌へのいろいろな効果を持っています。
・抗菌作用
・保湿作用
・収れん作用(毛穴などを引き締める)
・皮膚軟化作用(エモリエント作用)
・抗炎症作用
・湿疹の緩和
ローズウォーターと精油での化粧水の作り方
多くの効果を持っているローズウォーターは、実は化粧水づくりの材料にぴったりです。
安価ながら肌への効果が高い精油と合わせることで、その効果は倍増します。
化粧水の基本的な作り方
{材料}
・ローズウォーター45ml
・グリセリン5ml
・精油5滴
・遮光スプレー瓶50mlサイズ
・ビーカー(あれば)
・ガラスか金属でできたスプーン
{作り方}
・グリセリンに精油をよく溶かす
・精油を溶かしたグリセリンにローズウォーターを少しずつ入れてかき混ぜて溶かす
・ローズウォーターとグリセリンがよく混ざったら遮光スプレー瓶に入れて完成
・顔にスプレーする前によく振るようにする
用途的おすすめの精油の組み合わせ
【アンチエイジングブレンド】
ゼラニウムはしみとシワを予防し、ローズウッドはできてしまったシワ・しみ・そばかすに効きます。
ローズウォーターは皮膚軟化作用があるので、しみとシワのない柔らかな肌を取り戻してくれるでしょう。ゼラニウムとローズウッドはバラに近い香りがするので、香りの面でもお勧めのブレンドです。
【ニキビ対策ブレンド・ニキビ全般】
ローズウォーターには抗菌作用と抗炎症作用がありますが、それを高め、ニキビ対策にアレンジしたのがこのブレンドです。
ラベンダーは皮膚組織再生作用があり、ティーツリーは抗炎症作用と強い抗菌作用があります。アクネ菌を殺菌しつつ、ニキビの傷を再生するのにおすすめのブレンドです。
ティーツリーは森林のような草原のような清々しい香りがするので、このブレンドは草原の花畑のような香りがします
【ニキビ対策ブレンド・白ニキビ】
ニキビは初期で抑えるのが大事です。サイプレスは毛穴を引き締める作用があります。クラリセージは皮脂の分泌を抑える作用があります。
サイプレスは森林の香りがし、クラリセージはマスカットのような香りがするので、森林で花や果物を触っているような香りがします。
まとめ
今回はローズウォーターを使った化粧水の作り方でした。
他にも、美白に役立つ精油の組み合わせとしてはローズマリー3滴×ラベンダー2滴などがあります。
私はここ数年使い続けていますが、肌の調子も整うし、何よりリッチなバラの香りに癒されます。
精油の組み合わせ次第でいろいろな効果が見込めるので、いろいろな精油を試してみてくださいね。