喪中にはおせちを食べない方がいいってほんと!
2020/01/07
年内に家族や親族が亡くなった場合、たいていのご家庭では、年賀状は出さない(立春までに寒中見舞いを出す)。正月飾りを飾らないなど、喪中ならではのお正月の過ごし方があります。
では、おせち料理もどうなんでしょうか?
ここでは、喪中の時のおせち料理について見ていきましょう。
はっきりとした決まりはありません!
喪中におせち料理を食べていいかどうかについて、きまった決まりはありません。
もし、気になるようなら控えるべきです。
ただ、忌明けとされる(仏の場合四十九日)(神式の場合は五十日祭)が済んだかどうかを目安にするといいでしょう。
喪中で年賀状欠礼を出した新年は、来られる方も少なく、ご家族だけで集まるだけでしょうから、ご家族の都合好みに合わされるといいでしょう。
忌明け過ぎたから、食べなさいでなく、家庭によっては、「四十九日が過ぎたといってもおせち料理で祝う気持ちにならない」ということもあります。ご家族の気持ちに沿う形で選ばれるといいでしょう。
喪中に食べるおせち料理、気を付けるポイントは?
四十九日を過ぎたし、新しい気持ちでおせち料理を食べて、新しい年の始まりにしようと考えられても、ご家族の気持ちに合わせるのがベストです。
特にはっきりとした決まりはありませが、いかにもお祝いという感じの食材は避けた方がいいかもしれません。
最近では、「喪中おせち」というものも販売されています。それらには、いかにも「めでたい」感じの食材は使われていません。
故人がお好きだった料理を重箱に詰めて、お正月を祝うのではなく、少し取り分けて仏前にお供えし、故人を思い出しながら、おせち料理をいただくのも、喪中のお正月にふさわしい過ごし方かもしれませんね。
まとめ
喪中の時のおせち料理の扱いについて、これと言った決まりはありません。気にされるのなら、四十九日を目安に考えられるといいでしょう。ご家族の気持ち次第と言っても過言ではありません。
故人を思い出しながらの家族団らんとして過ごすお正月はきっと故人も喜んでくれることでしょう。