【若者のフルーツ離れはどうしてなの】
2017/10/08
フルーツはお好きですか?
私は大好きでよく食べるほうなのですが、最近こんな話題が上がってきています。
「若者のフルーツ離れ」
厚生労働省の調査では、20代の58%が果物を食べていない。いわゆる「フルーツレス」という状態です。なぜフルーツ離れが進んでいるのでしょう?
若者のフルーツ離れの原因
<手間がかかる>
食べる前の切ったりする手間と食べた後の片付ける手間がかかりめんどくさい。
<若い世代の味覚の変化>
若い世代に苦味や酸味の苦手な人が増えている
(中には酸っぱい果物を避ける人やかんきつ系の果物が食べられない人もいるという。)
<値段も高くて気軽に買えない>
<一人暮らしの増加>
一人暮らしの増加に伴い果物を1つ丸ごと食べることできない。
生の果物ではなく加工品の果物を摂取している。
<果物は体に悪い説>
果糖は肝臓でブドウ糖に転換され、最終的には血糖値を上げる。
果物産地の危機感
果物産地は危機感を感じています。
例を上げると青森県庁で県内外の小学生に「青森りんご出前授業」という栄養価の説明・試食をしてもらい、食生活に果物(りんご)を摂取してもらおうと試みを展開しています。また、妊産婦向けにりんごを使った料理のレシピなどを紹介するパンフレットを配る方針もでているそうです。青森県庁の担当者はりんご離れ対策を「一時的はよくない!地道にやっていくぞ~」と取り組む方針だそうです。
ネットでの反応は
・果物の値段が高いから買えない
・果物は贅沢品
・消費量が少なくなるとなんでも「若者離れ」のせいにしている
そんななかでも急成長している果物がある。
それは、「ぶどうのシャインマスカット」である。値段は高いが上品な甘さと大粒なのに皮ごと食べることができ種もない。JA全農やまなしで14年に約1100トンの販売量が今年は2000トン超の見込みとのことです。
また、ダイエットの一環として「夜バナナダイエット」という案も出されている。夕食前にバナナを食べて満腹感を高め、ドカ食いを防ぐ効果などを見込めるみたいです。
果物が体にどのような影響を及ぼすのかと自分の身体を張っているフルータリアンで有名な中野瑞樹さん
フルーツが総合栄養食であるとの仮説の下、たくさん食べた続けた結果、人間の体にどういう反応が起きるのかを自らを実験台にして挑んでいるのです。約7年間、なんとフルーツを中心に果実だけしか口にしない。
ごはんひとつぶ、パンひとかけらもお肉も魚も、水もお茶もお酒も一滴も口にしていない、そんな偏った食生活を送っている中野さんの身体は健康体で骨密度も医師が驚くほどの数値を記録したとのことです。
まとめ
我が国の1人当たりくだものの消費量は世界各国の平均より低く、先進国の中では各国を大きく下回っているそうです。
アメリカでは、果物は野菜と同じように食材として使われているのに対し、日本では主にデザートとして食べられ、嗜好品として食べられています。このような食文化の違いも、欧米に比べて果物の摂取量の少ない要因だと考えられています