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8050問題の深刻さとは?その原因や課題、対策・解決策など!

   

先日川崎で起きた殺傷事件では、小学生ら19人を死傷し、とても悲しい事件ですね、
現場で自ら命を絶った51歳の男性は80代の伯父らと同居し、引きこもり傾向にあったという。
この川崎殺傷事件は、自分には「8050問題」の深刻さを世に突き付けているように思えてしかたがありません。
様々な新聞・テレビニュース・メディアなどで報じられることが多くなった8050問題。
そんな問題についての課題とは、一体どんなところにあるのでしょう。見ていきたいと思います。

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8050問題(7040問題)の意味、定義とは

8050問題(読み方:はちまるごーまるもんだい)とは、年を重ねて中高年(50代)となった引きこもり(ニート)の子どもと、その親(80代)が同居した状態です。

これまでニートの定義は、15~34歳の非労働力人口の中から、専業主婦を除き、求職活動を行っていない者とされてきました。また内閣府がこれまで行ってきた、子どもや若者調査の一環であるひきこもり調査は、その対象年齢が39歳まで。

しかし国勢調査の結果によると、40~50代で親と同居する未婚者は増加傾向にあり、1995年に全国で約113万人だったのが、2015年の調査では約340万人と約230万人も増加。
20年間で3倍以上に急増しているところから、若者ばかりでなく中高年の引きこもり(ニート)が注目され、問題点として浮かび上がってきたというわけです。

8050問題の原因や問題点、介護や引きこもりとの関係

内閣府がひきこもり状態になった原因を調査したところによると、

「職場になじめなかった」

「小中高からの不登校」が最も多い

「就職氷河期により就職活動がうまくいかなかった」

「人間関係がうまくいかなかった」との結果がでているそう。

学校や受験、就職など若い段階でのつまずきをきっかけとするものが多く、不登校の経験がある人の割合も高いようです。
その他に、病気、障害、介護などで仕事に就けず、独身であるという方の割合も高く、その結果、親と同居したまま数十年の年月が経過してしまっているというわけですね。

引きこもりの中高年は仕事をしていませんから、生活費を親の年金に頼っているということがほとんどです。
もちろん高齢の親と同居でも仕事をして経済的にいつでも自立できる状態であれば何も問題はありませんが、自分で給料を得ることができず、親の年金に頼っている状態ではいつか生活が成り立たなくなるのは目に見えており、これが問題視されているわけです。

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親が元気なうちは良いですが、介護が必要な状態などになれば、これまで親に頼りきりだった子どもがお世話をしなければなりません。
またゆくゆく多くの場合は親のほうが先に他界するわけですから、年金は永遠に入ってくるわけではありません。
しかし長い間、引きこもりだった中高年がすぐに社会復帰して仕事に就くというのも簡単には行かず、と直面する現実は思ったよりも根深いと考えられているのです。

8050題題の解決には、福祉や支援センターの力も借りて

これまで引きこもりは本人の甘えが原因などと考える人も多く、自己責任や自業自得などと軽視されることも多かったようですが、現在では各家庭で簡単に解決できるものではないとの認識も広がってきました。
ひきこもりの問題に対して、政策や対策事業などを進めている自治体も増えつつあるようです。

一例ですが、希望に沿った働き方を紹介する登録制度が設けられ、無理のない就労・社会参加を促す活動が行われている地域もあるそうです。こういったサービスを積極的に利用するのも解決の糸口となるのではないでしょうか。

またこのほど市町村が8050問題を含む地域生活課題について、総合的に相談に応じ、関係機関との連絡や調整を行う体制づくりに努める旨を規定した改正社会福祉法が成立しました。これにより各自治体によるひきこもり対策がさらに進むのではないかと期待されています。
8050問題については、行政もようやく最近なり調査、対策を始めたばかり。根本的な解決までの道のりはまだまだ長く続いていくと言えそうですね。

まとめ

私の家の周り見ても、このような状態の世帯がいくつもあります。

8050問題は10年も経つと今度は9060問題につながっていくと予測されているそうで、早急な対策が必要とされています。
そして年金や生活保護の問題とも関連が深く、働く若い世代のこれからにダイレクトに影響していくということもあり、政府の対応が注目されていくところです。

日本は将来どうなってしまうのだろう…と、心配な気持ちにもなりますが、これからの動向をしっかりと見守って行くべきですね。

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