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日本の三大奇祭の一つ、西大寺観音院会陽(はだか祭りの)歴史と行事

   

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Hadaka_Matsuri_(-Naked_Festival-)_in_ Saidaiji,_Japan

今年も岡山に春を呼ぶ祭りで日本の三大奇祭の一つ、西大寺観音院で(はだか祭り)が、2月の第三土曜日行われます。

普段は静かな町ですが、この日ばかりは1万人余りの裸の男達の、
わっしょい! わっしょい!
という威勢の良い声が響きわたります。

今回は西大寺観音院会陽(はだか祭り)について見ていきたいと思います。

西大寺観音院会陽の始まり

春の“ 陽 ”に“ 会う ”という意味の会陽(えよう)は、
1万人近い裸の男たちが宝木〈長さ20cm、直径4cm〉を奪い合い、獲得した人は福男と呼ばれます。
約500年前の室町時代、中阿上人が西大寺観音院の住職だった時に、配っていた守り札が取り合いになり、詰めかけた人の頭上に仕方なく投げたのがきっかけだそうです。
しかし、初めから男たちは裸だけだったわけではないそうです。会陽の初期は大半が服を着ていました。江戸時代後期になると、参加者格が段に増えて、ほとんどが裸。
福を願う一心の人が集まり、宝木の争奪戦が白熱していったそうです。

会陽の行事は3週間前の事始め式に始まる。

西大寺会陽の行事始め

会陽の19日前、西大寺観音院で宝木を作る道具を、大工の棟梁による「道具磨き」手入れを行い、行事の幕を開けます。
このとき本堂では会の無事を願って大般若経が転読されます。

宝木取り

事始めの3日後3日後の午前0時、約4キロ離れた広谷山如法寺無量寿院に向かい、宝木の原木を取りに行きます。
魔が入らないように、道中は一切無言です。
その原木を宝木として削り整えます。

修正会

住職と近隣十カ寺の住職が参加され、14日間にわたり五穀豊穣などを祈願します。
宝木の投下はこの修正会の結願(けちがん)の日に行われます。

西大寺観音院会陽(はだか祭り)の当日の行事

宝木の投下

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開催日:平成31年≫2月16日(土)22時
会場:金陵山 西大寺観音院
拝観料:大人500円 小人200円
水垢離行
会陽に参加する人が冷水に使って体を清める。

男達は垢離取場(こりとりば)と呼ばれる水場で身を清め、厄を落とし、境内をまわって本堂に入ります。ひしめき合う男達の熱気で、本堂に白い湯気が立ち昇ります。

深夜零時、全ての明かりが消され、本堂の上から群集の中に宝木(しんぎ)と呼ばれる神木が投ぜられます。
これを手に入れた人が福男となり、幸福な1年となるそうです。

少年裸祭り:15時50分

子供たちによって宝筒などの争奪戦を繰り広げられ、大人顔負けの迫力あります。

会陽太鼓

【会陽太鼓】18:30~ 19:30~

鉢巻き姿の女性によって奉納される会陽太鼓。
宝木の争奪戦への土気を高め、安全を祈願するために、場内に向かって打ち鳴らします。

会陽前後の行事

会陽宵祭り
開催日:平成31年2月15日18時~20時
女性限定で約1000この「5福餅まき」を開催。
当たり餅獲得の10名から「福引き会陽」を行い2名の福女を決めます。

会陽後祭り

開催日:2月17日〈日〉~3月3日〈日〉

会陽の翌日から約2週間にわたって、あと祭りが行われます。
観音院の境内で植木市や軽食を露店などが立ち並び、最後の日の3月3日の結願祭りはフリーマーケットや音楽イベント、稚児入練供養など開催されます。

岡山県内の他の会陽と子供会陽、くじ引き、餅運び

その他の大人の会陽

大人では岡山県内では西大寺観音院のほかに金山寺(岡山北区金山寺)や安養寺(美作市林野)でも会陽が行われます

子供会陽

沖田神社導通宮(岡山市中区沖元)松林寺(岡山市南区宮浦)

木山寺(真庭市木山)、三尾寺(新見市永赤馬)はくじ引きで宝木を充てる福引会陽

福引会陽

木山寺(真庭市木山)、三尾寺(新見市永赤馬)はくじ引きで宝木を充てる。

五大力餅会陽

顕密寺(美作市尾谷)の五大力餅会陽は会陽としては珍しい行事です。
185キロの大鏡餅を抱えて運んだ距離を争います。子供は50キロの餅を抱えていられる時間を競います。

方法は違っても、1年の幸福を永う行事として地域の人たちに親しまれている点は共通しています、

まとめ

岡山県内の会陽は、今は多くが途絶えていますが、明治時代には盛んで100カ所以上の寺社で開かれていた記録があり、様々な信仰と交ざりながら、人々の間に浸透して行ったようです。
また、参加した男のまわしを腹帯として使用すれば、元気な子を育み安産になるそうです。

一度見る価値はあります。
ぜひお出かけください。

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