痛い手荒れに悩んでいませんか?その原因と効果的な対策は!
手の甲や指先などの荒れに悩んでいませんか?特に秋冬は手がガサガサしたり、白く粉を吹いたり、切れて血がにじんだりと・・・・
手の甲や指先などの荒れに悩んでいませんか?特に秋冬は手がガサガサしたり、白く粉を吹いたり、切れて血がにじんだりと・・・・
手荒れの原因とは一体なんなのでしょうか。乾燥ですね。
手は、うっかりケアを忘れてしまいがちな部分なので、気がついた時には取り返しのつかない状況になってしまうことあります。
そうなる前に、今からしっかりとケアしていきましょう。
なぜ手荒れが起きるのでしょう?
そもそも同じ皮膚であるのに、なぜ手の乾燥がひどくなってしまうのでしょうか?
それは6つの理由があります。
●手はそもそもバリア機能が弱く、様々なダメージを受けやすい
肌は皮脂と汗が混じった皮脂膜に覆われています。しかし、手の甲には皮脂腺が少なく、手の平にいたっては皮脂腺がありません。皮脂腺が少ないということは、バリア機能が弱いということになります。バリア機能が弱いということは、外部の刺激から守れず、乾燥が進んでしまいます。
また、物に触れたり動かしたりして、常にダメージを受けてしまう点も挙げられます。
●家事や仕事によって手荒れが悪化してしまう
手荒れは女性に多く見られる症状です。食器を洗剤で洗ったり、料理をしたりすることで、手の潤いが無くなり、どんどん乾燥していきます。
また、美容師や看護師や調理師など、手を頻繁に洗ったり薬剤などを使用する職種の方は、より手荒れが悪化してしまう傾向になりがちです。
●冬の外気や室内の乾燥
寒くなると空気が乾燥します。屋外だけでなく、室内もエアコンやストーブなどの暖房器具の使用により乾燥がすすみます。乾燥した環境で過ごしていると、必然的に手も乾燥していってしまいます。
●アトピー体質が悪化してしまう
アトピー素因を持っている方は、体質的に外部からの刺激を受けやすいと考えられます。少しの刺激から手荒れを招く可能性があると考えられます。
●ストレスから自律神経が乱れてしまう
日々の生活のストレスや不規則な食生活や睡眠の低下によって、ストレスを抱えてしまいます。すると自律神経が乱れてしまい、肌のターンオーバーにも悪影響を及ぼします。
●スキンケアが疎かになりがち
外部のダメージを手と同じく受けやすい顔はしっかりとケアしている方が多いですが、手までケアをしていない方多く、どうしても疎かにされがちです。
手荒れのメカニズム
大まかに説明すると、肌荒れの悪化は4段階といえます。
1.肌が何らかのダメージを受け、皮脂膜が少なくなる
↓
2.肌が乾燥する、場合によっては軽度のかゆみなどが発生することもある
↓
3.肌のバリア機能が低下する
↓
4.さらに肌の乾燥が進んでしまい、赤み・かゆみ・湿疹が出来る
といった流れです。
特にかゆみが出ると、かくことが刺激となり、より症状が進んでしまいます。昼間は我慢出来ますが、寝ている最中にかいてしまい、さらに悪化するので、初期段階で止めることが重要です。
手荒れを防ぐための工夫とは?
それでは、一体どのように乾燥から手を守れば良いのでしょうか?やはり、毎日のケアと生活習慣改善が大きなポイントといえます。
●手洗いや食器洗いなどの水仕事を必要最低限にし、手袋を使用する
やはり手荒いや食器洗いなどの水仕事は、刺激が強く、乾燥させてしまいます。頻繁な手荒いを止め、食器洗いなどの際にはゴム手袋を着用しましょう。他にも、洗剤を薄めたり、刺激の弱い商品に変える方法もあります。
●手の保湿やケアをしっかりと行う
ハンドクリームを水仕事後に使用する方が多いかと思いますが、水仕事前にも使用すると乾燥を和らげることができます。
他に効果的なのは、顔のパックのように手にも定期的に化粧水等で保湿してあげると、見違えるようにしっとりとした肌触りになります。
また、せっかく改善してもあっという間に元に戻ってしまうことが良くあります。冬の間のケアを継続する事がベストといえます。
●室内の乾燥を防ぐ
乾燥は肌によって天敵です。加湿器を設置したりして、湿度を上げましょう。加湿器がない場合は、濡れたタオルや洗濯物を置くだけでも良いです。
●食べ物や睡眠時間など生活習慣を見直す
やはり体の外ばかりでなく、体の中まで見直さなくては改善しません。体を温めるニンジン・ゴボウ・ネギ・生姜などを食事に取り入れたり、質の良い睡眠環境を作ったりして生活習慣を見直しましょう。
●シャワーだけでなくお風呂に浸かる習慣を取り入れる
ついついシャワーで済ますことが多いかもしれませんが、時にはお風呂に浸かる習慣を作り、体を温めてあげましょう。体を温めることで、自律神経の乱れを改善してくれる可能性もあります。しかし、熱いお湯に長時間入ると乾燥を招いてしまうので、ぬるめのお湯に10ほど浸かるのがおすすめです。
まとめ
手は年齢が出やすい部分といわれています。若々しい手を保つためにも、毎日のケアで乾燥から守りましょう。