【日焼けしてしまった肌のダメージの解消法】
2018/03/09
夏は海にプール・レジャーなどで存分に楽しまれたのではないでしょうか?
しかし、夏に外で遊んだ後は日焼けが怖いですね。
しっかり日焼け対策をしたにも関わらず、お肌がヒリヒリと痛んで赤くなっていた経験はありませんか。
そのお肌、実は72時間以内にしっかりケアしないとシミやそばかすの原因になってしまうんですね。
今回は、肌が日焼けしてしまう理由と、正しい日焼け後のケアについてご紹介いたします。
どうして肌は日焼けするのか
日焼けすることで肌が黒くなる理由をご存知でしょうか。
「日に焼けるから」と答える方は多いでしょうが、それ間違い。
日焼けするということは、紫外線を沢山受けていることになります。
肌が黒くなるのは、この紫外線から身を守るための防衛反応であるため、肌が黒く焦げているわけではないんです。
皮膚が紫外線に当たると、肌の奥にあるメラノサイトという細胞が紫外線を感じてメラニンという黒い色素を作ります。
このメラニンによって、皮膚の奥深くに紫外線が入り込まないようにすることができるんです。
メラニンと聞くと、特に女性はシミやそばかすの原因と捉えてしまいがちですが、実は私達の肌を皮膚がんなどから守ってくれる働きがあります。
メラニンはターンオーバーで清算される
紫外線を多く受けた肌は、メラニンが大量に生産されてしまいます。
このメラニンは、皮膚の新陳代謝であるターンオーバーよって表皮に押し出され、古い細胞と共に体外に排出されて清算されるため、本来はそこまで脅威を感じる物質ではありません。
しかし、加齢やホルモンバランスの乱れなどで、皮膚の新陳代謝が低下すると表皮にメラニンが押し出されず、どんどん皮膚にメラニンが蓄積されてシミやそばかすの原因になってしまうんです。
このシミやそばかすを防ぐためにも、日焼け対策を行なうことが重要と言えるますね。
では、皮膚の新陳代謝を促す日焼けの後ののケアはどのようにすれば良いのでしょうか。
日焼け後72時間以内にしっかりと肌をケアしよう!
日焼けすると、肌が黒くなるのはメラニンが肌を保護しようと働いているためです。
このメラニンはターンオーバーによって体外に排出されますが、ターンオーバーが正常に行なわれなければシミやそばかすの原因となってしまいます。
シミやそばかすにしないためにも、72時間以内に日焼けした肌をしっかりとケアすることが重要となります。
日焼けしたら冷水のシャワーを浴びる
日焼けは紫外線を浴びて軽いやけどを負った状態になっています。
そのため、やけどの時と同様にとにかく冷やす事がキーポイントとなります。
日焼けした後に放置すると、ヒリヒリしたり皮がむけてきますよね。
それは、肌が軽いやけどによって炎症を起こしているからです。
冷水のシャワーや冷たいペットボトルを患部に当てるだけで、皮膚の炎症を食い止めることができます。
シャワーを浴びたあとは保湿する
熱と紫外線によって、肌の水分は奪われ皮膚が乾燥している状態になっています。
シャワーを浴びるなどして肌の火照りが落ち着いたら、しっかりと肌を保湿するようにしましょう。
海やプール・アウトドアなどで体の広い範囲を日焼けした場合は、保湿成分入りの入浴剤を使用して湯船に浸かるだけでも効果的です。
顔は、フェイスパックなどをして潤いを補充するようにしましょう。
水分摂取も忘れずに行なう
日焼けした後は、肌だけでなく体全体が水分を奪われた状態になっています。
常温の水やお茶・スポーツ飲料などを飲んで水分を補給するようにしましょう。
内側かから水部を補給することで、体の水分量が上がり、肌の保湿に役立ちます。
まとめ
肌が日焼けして黒くなるのは、メラニンが肌を保護しようと働いているから。
このメラニンは、紫外線を皮膚の奥深くに進入させないように働くので皮膚がんなどから私達を守ってくれるんです。
このメラニンは通常ターンオーバーで清算されますが、加齢やホルモンの乱れによって清算されず、シミやそばかすとなってしまうこともあります。
日焼けした肌は、72時間以内に以下の肌ケアをしっかりと行なうことで、シミやそばかすを防ぎ、肌のターンオーバーを促すことができます。
1. しっかりと日焼けしたヶ所を冷やす
2. 患部を保湿する
3. 水分補給を行なう
思いっきり遊んだ後に日焼けに苦しむのはつらいですね。
ですので、思いっきり遊んだあとはしっかりと肌ケアを行ないたいですね。