意外と知らないサプリメントの秘密? 体に与える影響と安全性について
最近の健康ブームは異常なほど盛り上がっています。少し変わったエクササイズや外国産の食品など『これ怪しくない?』と疑問を覚えるようなものまで出てきました。
そこで今回は、体に良いとされ、摂取している人も増加しているサプリメント。体に与える影響と安全性について焦点を当てみます。
サプリメントってなに?
サプリメントという言葉をよく耳にすることがあるかと思います。しかし、この意味合いを知っている人は少ないのではないでしょうか?
たとえば、『体にいいものでしょ?』、『体にいいものなんじゃないの?』など漠然としたイメージが先行しています。
サプリメントとは、『食生活を補う食品であり、かつ健康の維持・増進などを期待する成分を含有しているもの』と定義されています。言い換えるとこれは、健康食品に分類されるものです。
もう少し具体的にいうと、ビタミンやミネラルなどの特定の栄養成分をぎゅっと凝縮したものになります。数年前に法律が改定され、錠剤やカプセル剤など飲みやすい形のものが販売されるようになり、これに合わせてその認知度も広がってきました。
サプリメントが体に与える影響
病院が嫌いではあっても、自分の健康にはうるさい人多いですね。
サプリメントはこんな人にぴったりです。
サプリメントは医薬品のようにその効果に即効性や、強力な作用を期待することはできませんが、飲み続けることで、体に必要な栄養素を取り続けることで、より健康な状態に近づけることは出来ます。
人間に必要な栄養素は厚生労働省からその推奨量が提示されていますが、これらの栄養素を食事のみで補うには少々不可能なことですね。
こんな時、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などをはじめとした栄養素を、自分に足りないものだけチョイスして、補充することが出来るサプリメントの必要性は高まってきています。
最近では、イソフラボンやセサミンなどの成分が美容やダイエットに効果があるのではないかと注目を集めていますし、最近スポーツ選手の中でひそかにブームとなっているのが、『運動能力を高める』や『筋肉を強くする』などの効果が期待できる成分の入ったサプリメントです。
サプリメントって安全なの?
サプリメントはその気軽さから今日にでも始めることが出来ます。そのため、服用数が1,2種類でなく、5種類以上飲んでいるといった人も多くなってきました。でも、たくさん飲むことが本当に健康に繋がるのでしょうか?残念ながらこれは不正解に近いようです。
サプリメントは安全だからいろいろ飲んでも大丈夫と思っている人も多いのが現状ですね。強い作用はありませんが、中には飲み合わせにより、薬の効果を消してしまったり、逆効果になることもあります。
また、サプリメントによるアレルギーも報告されており、どんなものを飲んでも、必ずしも安全であるとは言い切れません。
自分の体に合ったものをチョイスする必要がありますが、何を摂ればいいか、わかりにくいですね。その時は、薬剤師にぜひ相談してみてください。きっといいアドバイスをくださると思いますよ。
まとめ
自分が健康でいたいと思って飲み始めたサプリメントが、逆に体を悪くすることもあります。家族や友達が進めてくれたものが、すべて自分にとって良いものである可能性はゼロに等しいです。
薬を服用している人は特に注意が必要となります。自分の健康を管理するためにも、自分に必要なサプリメントを探してみてください。