北朝鮮のミサイル怖い。Jアラートが鳴った時の正しい避難方法とは
8月29日、早朝からスマホや東北を始めとした自治体で国民保護サイレン「Jアラート」が鳴り響いた。
今まで失敗続きだった北朝鮮のミサイルが、ついに日本上空を飛び越えていきました。
北朝鮮から発射されたミサイルは、北海道上空を通過し、襟裳岬を東から約1000kmのとこに落下しました。
今回はたまたま人が住むところには落下しませんでしたが、次があった場合どうなるか分かりません。
自身の身を守るために、今回はJアラートが鳴った際の正しい避難方法をご紹介いたします。
Jアラート発令から4分以内でできる正しい避難方法
今回、北朝鮮から発射されたミサイルの時系列は以下の通りです。
5時58分 北朝鮮よりミサイルが発射される
6時2分 政府がJアラートを発信する
6時6分 北海道上空を通過
6時7分 北海道東側太平洋沖に着弾
この時系列を見て分かるように、北朝鮮からミサイルが発射されて着弾するまで僅か10分。
政府がJアラートを発信してからを引くと、僅か5分。
この5分間にできる最善の避難方法とはどのような物なのでしょうか。
国民保護ポータルサイトによると・・・
<屋外にいる場合>
• 近くのできるだけ頑丈な建物や地下に避難する
• 近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せて頭部を守る
<屋内にいる場合>
• できるだけ窓から離れて、できれば窓のない部屋へ移動する
内閣官房国民保護ポータルサイトの資料 より
屋内・屋外のどちらにいる場合も、ミサイルが着弾すると凄まじい衝撃波と爆風が吹きます。
それにより、窓ガラスなどが割れ、破片が散弾銃のように私達を襲うんです。
これらの理由から、屋内にいる場合は窓から離れた場所に避難します。
家にいる場合は、押入れやクローゼットなどがより安全ですね。
建物の中にすぐに避難できない場合は、頭を低くして物陰に隠れるようにします。
とにかく時間がないので、恥を捨てて土下座するくらい低く頭を伏せます。
一番良いのは地下鉄構内に逃げること
もちろん潰されてしまうリスクはありますが、地下に逃げることは一番生存率を上げることができます。
これは、爆発した時の衝撃波や割れたガラスに最も襲われにくいからです。
まず、ミサイルが着弾した時の衝撃波は、私達の肺や眼球・鼓膜を破ります。
爆発物の破片やガラスなどが、銃弾よりも早いスピードで飛んでくるので、致命傷になる可能性が高いです。
更に、爆風で飛ばされた時に頭を打つ危険性があります。
やけどや、そのほか有毒ガスを吸い込むリスクも地上では高くなるんです。
これらの被害を防ぐためにも、地下は最良の避難場所となります。
次いで、頑丈な建物に避難することになります。
次回Jアラートが鳴る前に食料を備蓄しておこう!
水害や地震・そしてミサイルなど、私達の日々の生活を脅かす脅威は数多くあります。
3.11以降は一般家庭でも、常に食料の備蓄の意識が高まりました。
北朝鮮からのミサイルが次回、また飛んでくる可能性があるなかで、私達にできることは、この食料の備蓄なんです。
最低3日分の食料や水を人数分置いておくようにしましょう。
もしミサイルが複数発発射され、あなたの街に着弾した場合は、その食料があなたやあなたの家族の生存率を上げてくれます。
しかし、人数分の3日分の食料を備蓄しておくのは大変ですよね。
そこでおすすめなのが、カロリーメイトなど高カロリーで収納にスペースをとらないものです。
これなら、避難用バッグの中にサッと入れることができます。
まとめ
北朝鮮からミサイルが発射され、Jアラートガ発令されたら・・・
• 屋外にいる場合は、物陰に隠れて頭を低くする
• 屋外にいる場合は、頑丈な建物の中に避難する
• 屋内にいる場合は、窓ガラスから可能な限り離れる
• できれば、地下鉄構内に避難する
これらの行動で、私達の生存率を上げることができます。
また、人数分の3日分の食料を備蓄しておくことで、自分が済んでいる待ちに着弾した場合に、インフラがストップしたとしても生存率を上げることができます。
たった4分しかないではなく、4分もあると考え、4分でできる最良の方法を落ち着いて選択するようにしましょう!