旬なニュース、情報

季節行事や健康、暮らしに関するお役立ち情報のブログです。新生活準備や風邪の予防法に至るまで季節に合った旬なニュースを配信。読んでいて楽しく、勉強になる記事が満載!たくさんの旬な情報を仕入れることができます。

*

平成30年沖縄全戦没者追悼式と平和を訴え、平和の詩の朗読

   

スポンサーリンク

平成30年沖縄全戦没者追悼式が沖縄県糸満市の平和祈念公園で、開催されました。
NHKのお昼のニュースで放映されました。
沖縄県知事による平和宣言、児童による平和の詩の朗読、首相挨拶等報道されていました。沖縄戦から73年、犠牲者の霊を慰めることはもちろん、 平和がずっと続くようにと祈りがささげられました。

その中で、上原愛音さん(宮古高校3年)による慰霊の日に捧げる「平和の詩」が朗読されました。
聞いていて自然に涙が止まりませんでした。

その詩をご紹介します。

「平和の詩」

誓い~私達のおばあに寄せて

今日も朝が来た。

母の呼び声と、目玉焼きのいい香り。

いつも通りの
平和な朝が来た。

七十二年前
恐ろしいあの影が忍びよるその瞬間まで
おばあもこうして
朝を迎えたのだろうか。

おじいもこうして
食卓についたのだろうか。

爆音とともに
この大空が淀んだあの日。

おばあは
昨日まで隠れんぼをしていたウージの中を
友と歩いた砂利道を
裸足のまま走った。

三線の音色を乗せていた島風に
鉄の臭いが混じったあの日。

おじいはその風に
仲間の叫びを聞いた。

昨日まで温かかったはずの冷たい手を握り
生きたいと泣く
赤子の声を抑えつけたあの日。

そんなあの日の記憶が
熱い血潮の中に今も確かにある。

決して薄れさせてはいけない記憶が
私の中に
私達の中に
確かに刻まれている。

少女だったおばあの
瞳いっぱいにたまった涙を
まだ幼かったおじいの
両手いっぱいに握りしめたあの悔しさを
私達は確かに知っている。

スポンサーリンク

広がりゆく豊穣の土に芽吹きが戻り
母なる海がまた
エメラルドグリーンに輝いて
古くから愛された
唄や踊りが息を吹き返した今日。

でも
勇ましいパーランク―と
心臓の拍動の中に
脈々と流れ続ける
確かな事実。

今日も一日が過ぎゆく。

あの日と同じ刻ときが過ぎゆく
フェンスを飛びこえて
締め殺されゆく大海を泳いで
癒えることのない
この島の痛み
忘れてはならない
民の祈り
今日響きわたる
神聖なサイレンの音に

「どうか穏やかな日々を」
先人達の願いが重なって聞こえる。

おばあ、大丈夫だよ。

今日、私達も祈っている。

尊い命のバトンを受けて

祈っている。

おじい、大丈夫だよ。

この島にはまた
笑顔が咲き誇っている。

私達は
貴方達の想いを
指先にまで流れるあの日の記憶を
いつまでも
紡ぎ続けることができる。

誓おう。

私達はこの澄んだ空を
二度と黒く染めたりしない。

誓おう。

私達はこの美しい大地を
二度と切り裂きはしない。

ここに誓おう。
私は、私達は、
この国は
この世界は
きっと愛しい人を守り抜くことができる。

この地から私達は
平和の使者になることができる。

上原愛音さん(宮古高校3年)

参照:沖縄タイムス+プラス ニュース

スポンサーリンク

 - 季節・行事