梅雨の気分を香りで癒す、アロマセラピーの楽しみ方と精油(エッセンシャルオイル)の選び方
2018/06/23
アロマセラピーとは
、
アロマセラピーとは、植物の香り(精油)を使って、心と体の健康に役立つ芳香療法です。
つまり 「 アロマ = 芳香 」 と 「 テラピー = 療法 」 が
組み合わさった造語なのです。
植物の香りの力で心と体を健やかに保つ自然療法のことで、一般的には植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使います。
キュリアオイル(アロマ用植物油)に混ぜてマッサージに使用、アルコールに混ぜてエアーフレッシュナーにするなど、様々な方法で楽しむことが出来ます。
アロマセラピーによって何が得られるの?
ココロへの作用
香りを嗅ぐことにより、香りの情報が、鼻から伝わり、気分がリラックスしたり、元気になったり、幸福感を得ることができます。
カラダへの作用
精油の分子は非常に小さく、呼吸又は皮膚に塗布すると、粘膜や皮膚から吸収されることが知られています。近年多くの作用が研究されています。
エッセンシャルオイルを選ぶときのポイントと保存方法
選ぶときのポイン
・植物から抽出した100%天然のもの
・品名、学名、抽出部位、抽出方法、原産国表示のあるもの。
・輸入元や取扱の注意などが表示されているものを選ぶように。
アロマオイル選びで重要なことは、必ず自分の鼻で香りを試して「よい香りだ」と感じるものを使いましょう。
保存方法
・精油は、光、熱、湿度、金属の影響を受けやすいため、遮光性のある茶色やブリーの瓶に入れ、風通しが良く、直射日光の当たらない冷暗室で保管。
・保存期間は、未開封で2年、開封したものは半年から1年を目安に。
症状や効果で、アロマオイルの香りを選ぶ
アロマテラピーを活用するには、どんな香りがどんな効果を持っているのかを理解して、、リラックスやリフレッシュ、集中力を高めたいなど、自分の好みに合うものを選ぶことが大切ですね。
●リラックスしたい時
カモミール、マンダリン、クラリセージ、
レモンバーム、ラベンダー、シダーウッド
●リフレッシュしたい時
スイート・オレンジ、バーベナ、ペパーミント
ユーカリ、グレープフルーツ
●イライラを鎮めたい時
スイート・マジュラム、ベルガモット
イランイラン
●集中力を高めたい時
レモングラス、ローズマリー、シトロネラ
ニアウリ、月桃
●気持ちを整えたい時
ゼラニウム、ラベンダー
アロマテラピーに用いられる、精油のさまざまな利用法。
・芳香浴法
・沐浴法
精油を入れた湯に全身または一部を浸ける方法で、入浴の効果に精油の効果が加わることで、相乗効果が期待できます。
・吸入法
精油成分を鼻や口から吸入することで、呼吸器系の不調を緩和する。
フェイシャルスチーム
・湿布法
温めたり冷やしたタオルなどの布を、身体の一部にあてる方法。
温湿布は肩こり、腰痛、生理痛など慢性のトラブルに、冷湿布は急性のトラブルに効果的。
・トリートメント法
精油を希釈したトリートメントオイルを身体や顔に塗布する方法。
リラクセーション、保湿、整肌、血行促進、筋肉の凝りをやわらげるなどの効果がある。
・手作り化粧品
ボディスプレーや入浴剤、ミツロウクリームなど、さまざまな手作り化粧品でセルフスキンケアに精油を取り入れる方法。
まとめ
一般的には、香りの刺激によって、集中力が高まったり、鎮静効果をもたらしたりすると
言われているわけですが、他にも様々な効果がきたいされます。
エッセンシャルオイルは植物から抽出した天然の化学成分なので、体のさまざまな症状に緩やかに作用し、体への負担も小さくお子さんからお年寄りまで幅広く使用できます。
ティッシュペーパーやハンカチに1~2滴垂らして、デスクや枕元に置いたりと、 アロマを毎日の生活に取り入れて、健康維持に役立てたいものですね。