部屋干しの洗濯物の臭い対策方法や便利なアイデアグッズ
2018/06/16
花粉症や梅雨の時期は洗濯物を外に干すことができず、どうしても部屋干しする機会が増えてしまいますよね。
また一人暮らしの方や働く女性が増えたり、マンションやアパートなどの住宅事情から、洗濯物を干す場所の確保が難しく、一年中部屋干ししているという人も多いそうですね。
時間や天候に左右されず、いつでもできる部屋干しですが、どうしても気になってしまうのがその臭い。みなさんの中にも、幾度となくこの臭いに悩まされたことがある方も多いかも知れませんね!
そこで今回は、なぜ部屋干しすると臭ってしまうのか、その理由や対策方法、便利グッズなどを見ていきたいと思います。
部屋干しした洗濯物はなぜ臭う?
部屋干しするとどうしてあのイヤな臭いが出てしまうのでしょうか?その答えは簡単、部屋干しでは乾くまでに時間がかかってしまうから。
風通しの良い屋外で太陽のもとに洗濯物を干した場合と違い、お部屋の中では日差しも届きにくく、風通しが悪いことが多いため、湿気もこもりがちで、洗濯物が乾くまでに時間がかかってしまいます。
洗ったばかりの洗濯物といえども、多少は落としきれない皮脂や垢が洗い残っていて、この洗い残しを雑菌が分解し、あのイヤな臭いが発生するわけです。特に暖かくなるこれからの季節には雑菌の活動も活発になり、寒い冬の季節に比べて臭いが発生しやすくなるというわけです。
またある調べによると、洗濯物が臭い始めるのはお洗濯後、約5時間たった頃からなのだそうで、5時間以内に乾かすことができれば洗濯物は臭わないという訳なのですね。
ではどのような対策を行えば良いのでしょうか?
普段から手軽にできる、部屋干しの臭い対策方法
・洗う前の洗濯物は乾かしておく
一人暮らしなどで毎日洗濯する必要がない場合、濡れたタオルなどはそのまま放置せず乾燥させておきます。汚れ物を濡れたままにしておくと、それが臭いの原因になってしまいます。洗う前なのだからいいのではと思ってしまいそうですが、洗っても落ちないほどの強力な臭いがついてしまう事もあるので、乾燥させた状態でお洗濯の日までおいておくようにします。
・洗濯機内も乾かしておく
洗濯物は洗濯機に入れっぱなしにせず、使う時以外は洗濯機の中を空にしておきます。ネットにたまったゴミはきちんと取り除き、フタを開けた状態にして洗濯機内部を乾燥させ雑菌の繁殖を防ぐようにします。
・部屋干しする時は通気性を意識する
部屋干しする際は通気性を意識して、洗濯物はパラっと干すようにします。狭いところにぎゅうぎゅうに干すのではなく、お部屋の何ヶ所かに分けて干したり、窓を開けて風を通したり、扇風機に風に直接当てるのも有効です。またかこみ干しやじゃばら干しなど、干し方を工夫するのもおすすめです。
・ガンコな臭いにはつけ置き洗いを
洗ってもなかなか落ちないガンコな臭いには、除菌・殺菌効果のある洗剤や漂白剤、熱めのお湯などにつけ、数分置いてから通常のお洗濯をするだけで、臭いが消えることもあるようなので、試してみる価値ありかも知れませんね。
部屋干しにおすすめ、便利なアイデアグッズ
お部屋やライフスタイルにあったものをチョイスして上手に活用したいですね。いくつかご紹介していきたいと思います。
・簡単で便利な取り付けフック
お部屋のちょっとした場所に設置して使える物干し用フック。ドアや引き出し、エアコン下や窓辺などあらゆる場所に使え、様々な大きさやタイプのものがあるので用途に合わせて有効活用したいですね。
・部屋干しスカット
洗濯機に入れて通常のお洗濯をするだけで、洗濯物の臭いを抑えてくれる部屋干しスカット。これひとつ使うだけで手軽に臭い防止ができるとあって、愛用している方も多いようです。
・サーキュレーター
室内の空気を循環させるサーキュレーター、扇風機は、手軽な価格で購入しやすく、洗濯物を効率よく乾かすのに便利です。サーキュレーターはコンパクトでバスルームや狭い場所にも設置しやすいのがポイントです。
・除湿器
梅雨どきのじめじめした湿気をとってくれるし、お洗濯ものも早く乾きます。
まとめ
何かと悩ましい部屋干し時の匂いですが、少しの心がけでも、少なからず低減させることができそうです。便利グッズや様々なアイデアを上手に活用しながら、これから本番を迎える梅雨の時期を爽やかに快適に過ごしたいですね。