梅雨時期に見られる体調不良の原因や対処、纏まらない髪の毛対策など
2018/06/14
何かと鬱陶しい梅雨の季節。
厚い雲におおわれた空はいつ雨が降り出してもおかしくない、どんよりと重たい雰囲気。
じめっとして肌にまとわりつくような空気の質感は、どことなくすっきりとせず、常に不快感を感じますね。
そんな気分が晴れない梅雨の時期に体調を崩す方がおられます。何となく気分が優れない、体がだるい、そんな症状は、気のせいではなくこの時期特有の体の不調かも知れませんよ。
梅雨の時期に体調を崩すのはなぜ?
梅雨時期の体調不良の原因として主なものは。
・気象病とは?
梅雨の時期の気温や湿度、気圧の変化がストレスとなり、自律神経が乱れることが原因で起きる体調不良のこと。
頭痛、めまい、肩コリ、だるさや胃腸の調子が悪い、食欲不振など、ありとあらゆる身体的な症状が見られるのが特徴です。
その他にも、イライラや不安感に見回れたり、集中力や思考力が低下して、日常生活や仕事に支障がでることもしばしば。
関節痛や古キズが痛むなど、持病の症状が悪化してカラダがしんどいなどと言うこともあるようで、簡単に見過ごすことはできませんね。
・水毒の可能性も!
湿度が高い時期に、水分を摂りすぎることも体の不調の原因となるそうです。
汗をかきにくく、水分をうまく排出することができないと代謝が落ちて不快な症状が現れてきます。
寒いわけではない梅雨の時期に、体に冷えを感じたり、むくんで手足がパンパン…なんていう症状が出ることも。
湿度が70%を超えてくると汗の分泌に影響が出るといわれています。
暑くなってくると熱中症には気をつけつつ、水分補給のしかたを工夫すると良いかも知れません。
体格や生活環境によるところも大きいですが、食事の他に1日1.5リットルの水をこまめに取ることを心掛けると良いそうです。
体調不良改善のためには?
梅雨の季節の体調不良対策には、自律神経を整えることが効果的。
交感神経と副交感神経のバランスを整え、少なくとも1日の終わりはリラックスして過ごせると良いですね。
心がけたいのは以下の5つの生活習慣です。
・室内でもできる運動を続ける(スクワットや踏み台昇降などがオススメ!)
・入浴や岩盤浴で体を温める
・ビタミンやミネラル豊富なバランスの良い食事を心がける
・夜更かしを避けて規則正しい生活を送る
・晴れた日はカーテンを開けて日光を浴びる
この他にも、ご自分がリラックスできる方法を生活に取り入れ、アロマや照明を工夫してリラックスタイムを演出するなどもおすすめです。
湿気で纏まらない、髪の毛対策
梅雨の季節は湿気で髪の毛が爆発して纏まらず、気分も憂鬱…。
そんなお悩みの方も多い事でしょう。
梅雨の時期に髪の毛がまとまらないのは、湿気で髪の毛の水分バランスが崩れ、髪の毛が膨張するからです。
1本1本の髪が膨張して真っ直ぐな状態を保てず、広がる・うねる、もう大変という状態になってしまうのです。
主な対策としては以下の3つが挙げられますが、その際のポイントは!
・縮毛強制パーマ
梅雨の時期は縮毛強制が欠かせないという方も多いですね。しかし真っ直ぐになり過ぎてナチュラルに仕上がらないのが悩みどころ。
しかし、緩めに強制する方法や、部分的に強制する、前髪だけ強制するなどの方法もあるので、美容院で相談してみると良いですよ。
・トリートメント
髪の毛の水分バランスが崩れてしまうのは、髪の表面にあるキューティクルが傷んで乱れていることが主な原因。
サロンでのスペシャルトリートメントや、洗い流さないトリートメントなどで髪の毛を保護するのが効果的です。
ドライヤーで乾かす際には、風を上から当てるようにするとキューティクルが整いやすいそう。ドライヤーは最後に冷風に切り替えて、しっかりと水分を飛ばすようにします。
・ヘアアレンジ
ヘアアレンジで髪の毛をまとめてしまうのもこの時期の鉄板。
ヘアゴムやクリップなどのアレンジ用アイテムを使って、この時期には様々なヘアスタイルを楽しんでいる方も多いそう。梅雨の時期には色んなアレンジができるくらい、髪の長さを保っておくとさらに楽しめそうですね!
まとめ
人間のカラダは思った以上にストレスに敏感。ご自分で、アレ?いつもとちょっと体調が違うなとか、疲れているなと感じたら、ムリをせず、思い切って休むことも大切です。
この時期、気分爽快に過ごせる日も少ないですが、体や心の声に耳を傾けて、少しでも快適な毎日を送っていけると良いですね。