20年前と最近のエアコンの電気代比較と、誰にでも簡単にできる省エネ方法
2018/06/07
梅雨に入りエアコンの活躍する季節になりました。シーズンになると気になるのは、やっぱり電気代です。エアコンは買い替え時期に迷いますね。電気代、音など気にしなければ長い期間使う事が出来ます。
実際の電気代はいくらくらい違うのでしょうか?我が家の20年前の古いエアコンと最新のエアコンの電気代を計算・比較してみました。替えたほうがお得になるかの?
電気代の目安と誰にでも簡単にできる省エネ方法をご紹介しています。
(環境省のしんきゅうさんを使って)
20年前のエアコンと最近のエアコンの電気代の比較
リビン
冷暖房能力4.0kw(11畳~17畳向け)
スタンダードタイプ

EPSON MFP image
1998年製と2018年製のスタンダードタイプを比較
消費電力2.375kwと1.636Kw差739Kw省エネ
電気代64.130円と44.170円差19.960円お得
22%省エネ
省エネタイプ

EPSON MFP image
1998年製と2018年製の省エネ〈高級〉タイプを比較
消費電力2.375kwと1.129Kw差1.246Kw省エネ
電気代64.130円と30.480円差33.650円お得
53%省エネ
個室
冷暖能力2.8kw〈6畳~10畳用〉
スタンダードタイプ
1998年製と2018年製のスタンダードタイプを比較
消費電力1.322kwと864Kw差458Kw省エネ
電気代35.690円と23.330円差12.360円お得
35%省エネ
省エネタイプ
1998年製と2018年製の省エネ〈高級〉タイプを比較
消費電力1.322kwと795Kw差527Kw省エネ
電気代35.9円と21.470円差14.220円お得
40%省エネ
●リビング用のエアコン
同じメーカーですと、スタンダードタイプで22%、省エネタイプで53%の省エネになります。(メーカーによって多少違いはあります。)
●個室用のエアコン
新しいエアコンは東芝製でスタンダードタイプで35%、省エネタイプで40%の省エネになります。(メーカーによって多少違いはあります。)
エアコンを購入する時に知っておきたいこと
お部屋の広さに合ったエアコンを選ぶ
・エアコンが小さい場合
何畳用と書かれた小さいエアコンのほうが電気代がかかりませんが、お部屋の
広さにあっていないと、性能以上の広い部屋を冷やそう(暖めよう)と、ずっと電力を使って頑張り続け電気代がかかり、逆の結果となります。
・エアコンが大きい場合
使わなくてよい電力を使うことになるので無駄な電気代がかかる。
部屋の広さとエアコンの性能が合っていないのが1番よくないようです。
カタログを見てエアコンを選ぶ場合の見方
【冷房時7~10畳で暖房時6~8畳】に場合。
木造の場合、冷房時7畳、暖房時6畳
鉄筋コンクリートの場合、冷房時10畳、暖房時8畳
というのが正しい見方になります。
冬に暖房も使うのであれば、冷房時のサイズでなく暖房時のサイズで選ぶことがベストです。できれば、少し畳数に余裕をもたせたほうがよいかもしれませんね。
誰にでも簡単にできるエアコンの節約方法
・カーテンやすだれなどを用い、窓からの日差しをカット。
・冬場は床にマットやカーペットを敷く
・室内温度を適温に。
環境省が推奨するエアコン冷房時の室温の目安。
夏の冷房時の室温は28℃を目安に。
冬の暖房時の室温は20℃を目安に。
・必要なときだけつける。
タイマーを上手に使い、使わない時はこまめにスイッチを切ろう。
・長期間使わないときはコンセントを抜く。
・扇風機やサーキュレーターを併用する。
・フィルターのお掃除をこまめにする。
2週間に1度は、フィルターのお掃除しよう。
・室外機の周りをきれいに。
室外機の吹出口にものを置くと、冷暖房の効果が下がる。
室外機は風通しの良い場所に設置。
まとめ
最近のエアコンは本当に省エネになっているので、電気代もお得になりました。
買い換えを考えるなら、しっかり下調べをしたり、電気店のかたとも相談して後悔のないようしたいものですね。
我が家は20年前増改築した時、一度に8台設置したため、全部買い替え時期です。
スタンダードタイプと、超省エネタイプでは省エネの差は大ですが、値段的には倍ぐらい違います。コスト的なことを考慮しながら買い替えをしたいと思っています。