母の日の由来や カーネーションを贈る本当の理由
2018/04/24
もうすぐ母の日。家族のために毎日がんばってくれる優しいお母さんに、日頃の感謝を伝えようと、今から贈りもの選びを始めている方も多いかも知れませんね。
ところで母の日の由来ってご存知ですか?アメリカ生まれの母の日には家族愛だけにはとどまらない、大きくて深い、とある女性のエピソードが関係しているんです。
今日はそんな母の日にまつわるお話をご紹介しながら、心のこもった手作りギフト、人気の贈りものランキングを見ていきたいと思います。
母の日はいつ?アメリカから伝わるその由来は
5月の第2日曜日が母の日。
アメリカ生まれの母の日は、大正時代に日本へと伝わり、第二次世界大戦後に広く一般に知られるようになりました。
そんなアメリカ発祥の母の日ですが、生まれるまでには、とある偉大な女性のエピソードが深く関係しているんです。
それは20世紀の初め頃に実在したアンナという女性とその母親のお話。
アンナは自身の母を深く愛し大変に敬っていたのだそうです。
しかしその母が1905年5月9日に亡くなってしまいました。アンナは自分を苦労して育ててくれた母を敬愛し慈しむ気持ちを世の中に残したいと、母親のための祝日を設ける活動を開始しました。
アンナの母は生前、医療や環境改善のために非常に尽力したとても立派な人でした。南北戦争において、衛生環境が悪く、ケガや病気が蔓延する中、南軍、北軍と分け隔てることなく、傷ついたり病に倒れた兵士たちのケアに力をつくしました。そんな事から、戦争後もアンナの母を慕い、尊敬す人々が後を絶えなかったそうです。
アンナが発起人となった、母親のための祝日運動も非常に支持され、数多くの賛同を集めたことから、1915年に世界で初めて「母の日」が誕生することになりました。
誕生直後には日本へもキリスト教の信者などを中心に伝わっていたとされていますが、広く知れ渡るようになったのは、ここ70年くらいという訳ですね。
ちなみに白いカーネーションはアンナの母が好きだった花。
当初は亡くなった母には白いカーネーションを送り、健在なら赤いカーネーションを贈る習わしでしたが、こどもたちの家庭環境などに配慮し、今では赤いカーネーションを贈るのが主流になっています。
母の日のプレゼントを手作りしてみましょう!
母の日の贈りものを手作りされている方も多いですよね!
心のこもった手作りプレゼント、憧れるけれど手作りはどうも苦手…という場合でも、簡単でお洒落で作りやすいモノがありますよ!いくつかご紹介して行きますね。
・お子さまにおすすめ
お子さまならやっぱりイチオシは手作りのメッセージカード!
折り紙や綺麗な紙を使って作る、お花の折り紙が人気だそう。まるで本物のように立体的なお花の折り方なども、簡単な作り方がたくさん紹介されているので、花束風にラッピングしたり、ボックスアレンジしたり、お菓子と詰め合わせてギフトラッピングするのもおすすめです。
・大人の手作りなら
大人の方におすすめの手作りギフトならば、プリザーブドフラワーはいかがでしょうか?
購入すると結構値段の張るプリザーブドフラワーですが、手作りなら意外と簡単に作れて値段もリーズナブル。キットが販売されており、手作り初心者の方でも安心してチャレンジできそうです。
その他だとやっぱり手作りスイーツが人気。手作りのお菓子とお茶で親子でティータイムなんていうのも素敵ですね!
母の日にカーネーション以外に人気のプレゼントとお値段
それでは、母の日にもらって嬉しい贈りものランキングとなかなか聞けないその価格帯を見ていきましょう!
・もらって嬉しいモノとは?
1位:フラワーギフト
2位:スイーツ
3位:食事
やっぱり人気なのはカーネーションなどのフラワーギフト!
いくつになっても、女性はお花をもらうと気分が上がりますもんね♪
3位の食事は、どちらかというと「一緒に食事をする機会」。親子で一緒にゆっくりと食事をするって、大人になるとなかなか難しいですが、母の日を機会に出かけてみるのもステキですね!
気になるその価格帯はというと…
1位:3000~5000円
2位:2000~3000円
3位:5000~10000円
ただし、1位と2位で全体の70~80%をしめているようなので、価格というより、気持ちや心づかいが母の日のキモなのかも知れませんね。
まとめ
毎日母の日には何を贈ろうかと頭を悩ませることが多かった私ですが、子どもの頃、母の日にはプレゼントを手作りしていたなあと、懐かしく思い出しました。
今年の母の日には、大人になったからこそできる、ワンランクアップの手作りギフトにチャレンジして、日頃の感謝を伝えられたらいいなと思います!