たけのこをおいしく食べるためのアク抜き方法と、保存の仕方
2018/04/20
たけのこは竹かんむり旬と「筍」とかきます。
4月が最もおいしい時期ですね。生でいただいたとき、「どうやって調理したらいいか?」と
困った経験はありませんか?たけのこを美味しく食べるのに欠かせないのがあく抜きです。アク抜きと保存のコツをご紹介します!
たけのこの選び方
・切り口が白いものが良品です。
・皮は薄茶色で湿り気があり、産毛の生えそろったもの。
・ずんぐり太く短めのもの。
・穂先が黄色く開いていないもので色つやのいいもの。
(先端が緑色になっているものは育ちすぎたり、とってから時間がたっている。)
・根元の丸いイボイボが少なく赤い斑点の少ないもの。
たけのこのアク抜きの方法
掘りたてのたけのこは癖がなく、あく抜きしなくてもすぐ食べられます。
いただきもの、スーパーで買って来たものはなるべく早めに調理することです。
1、まずはたけのこと洗って皮を3枚くらい剥ぎ、根元のぼつぼつしたイボイボも薄くそぎ落とす。
2、 穂先を5センチくらい斜めにカットする。
3、 上から縦に切り込みを入れて火の通りをよくする。
切り込みが入っているとゆでたあとに、皮がむきやすいです。
・4、鍋たっぷりの水にたけのこ、米ぬかを、トウガラシ2本程度入れて火にかける。
( 米ぬかはひとつかみ)
5、たけのこが浮かないようにお落としぶたをし、沸騰したらふきこぼれないよう弱火にして1時間くらい茹でる。
(ゆで上がりの目安は、根の太い部分に竹串を指してみて柔らかくなっていればOK)
6、たけのこをゆでて居るときに出る表面のアクは取る
7、ゆであがったら、ゆで汁につけたまま半日~1日そのまま置いく。
・火を止めたあともゆで汁の中に入れておくことで、アクがさらに抜けるから。
・しっかり冷ますことで、ゆで汁に出たうまみをたけのこの実に戻すことができるからです。
8、その後、皮をむいてぬかを洗い流す。
9、冷水につけておく。
たけのこアク抜きで 米ぬかがない時はどうする?
・ぬかがない時は米のとぎ汁を使って茹でる。
・ 無洗米なら生米を使う。
(たけのこ1キロに対しお米カップ1杯程度を入れてゆでる。)
・古くなったたけのこは、重曹を入れて,あく抜きをすると良いです。
鍋に水と重曹、皮をむいたたけのこを入れて火にかける。
( 水1リットルに対し重曹小さじ1の割合)
ゆであがったら煮汁につけたまま放置して自然に冷やし その後水につけておきます。
重曹でゆでるとうまみも抜けやすいですが、 アクはしっかりとれます。
ゆでたたけのこの保存方法と賞味期限は?
たけのこは保存容器に水と一緒に入れて、冷蔵庫で保存。
水は毎日替えることで10日ぐらいは保存できます。
時間が経つにつれてうまみが抜けていくので、なるべく3~4日で食べきるのがいいでしょう。
おすすめのたけのこ料理
・若竹煮
・たけのこの木の芽和え.
・筍のお味噌汁
・筍ごはん
・たけのこの土佐煮
・たけのこの天ぷら
・たけのことわらびの酢のもの
まとめ
たけのこは鮮度が命です。
掘りたてのたけのこは、アクも少なくやわらかいため、生で刺身として食べる事が出来ます。これは産地に行かなければ、味わうことができませんね。
普段、もらったり買ってきたたけのこは、すぐにアク抜きをして保存することで、おいしく食べることが出来ます。