お刺身のつまの存在理由と種類 あなたは食べる?食べない?
お刺し身の新鮮なものは、身がぷりぷりしてとてもおいしいですね。大好きです。
なぜ刺し身につまは添えられているのでしょうか?
別になくても、刺し身だけで十分食べることはできますが?でもお刺し身は単体だけでなく、一緒に添えられている「つま」も含めて完成品なんですね。
この事について、調べてみたところいがいな理由がありました。
刺身のつまの語源?
・昔から妻は夫を陰ながら支えていく、引き立役とされていました。つまりは、つまは夫婦の「妻」であり、夫が刺し身、妻が大根で、夫を引き立てるための存在的役割。
・ふたつめの褄は、「端」を意味する言葉である。料理(刺身)の端に置かれることから褄と呼ばれるようになったという説だ。
お刺身につまはなぜついているのでしょうか?
・見た目をよくする。
刺し身だけの単体ではなにか味気ない気がしますね。
・殺菌作用
大根、菊やワサビは殺菌や抗菌作用があるので、大根などつまにした上に刺し身をのせることでリスクが軽減されます。
・お口直しに。
お刺身のつまとけんのちがい
つま=褄
からみ・つま・けんの3つの総称。お刺身に添えられているもの全て。
シソの葉、ミュウガ、菊の花、大葉、ワサビなどの野菜
ワカメ・イギス・トサカといった海藻類。
けん=剣
つまの一種
大根、人参、キュウリなど細かく千切りにしたもの。
大根には消化を促進させる作用や口の中をさっぱりとさせて味をリセットさせること(お口直し)ができます。
辛み
ワサビやショウガなどの香りもの
・わさび(殺菌・抗菌作用がある)
・しょうが(体を温め、免疫を高める。)
お刺身のつまをあなたは食べます、食べない?
刺し身のつまを食べる人の割合が圧倒的に多く、食べない人は意外にも少いです。
食べる人の意見は「残すのはもったいない」など。
食べない人の意見は「衛生的に食べたくない」
「みんなが食べないのでなんとなく」など。
まとめ
お刺身を食べる時は「つま」をなるべく一緒に召し上がってください。
それぞれに解毒、抗菌、免疫力アップ、体を温めるなどの作用があり、生の魚と一緒にいただくことは理にかなっています。又、」余ったつまは味噌汁、サラダなどの料理に使用しておいしく食べてしまいましょう。