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雛人形の三人官女や五人囃子ってどんな役割、五段や七段飾りの正しい飾り方は?

      2018/02/26

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お内裏様とお雛様に代表される雛人形飾り。
豪華な衣装や美しいお顔立ちなど、3月3日の桃の節句を華やかに楽しく彩ってくれますよね。

女の子のいるご家庭では、初節句の時に五段飾りや七段飾りなどを用意して、毎年この時期になると飾っているという方も多いかもしれません。

その中でも欠かせないのが、三人官女や五人囃子などに代表される名脇役たちの存在。
それぞれ姿勢や格好に特徴があったり、手にしている小道具が違っていたりと、なんだかひとつひとつ意味がありそうではありませんか。
今日はそんな三人官女や五人囃子にスポットを当て、さらに雛人形の飾り方などについてもみていきたいと思います!

ひな祭りの三人官女の役割は、手には何を持っているの?

五段や七段の大きな雛飾りには欠かせない三人官女。お内裏様とお雛様のすぐ下の段に飾られることもあって、おそらく重要なポジションなのだろうとは思いながら、はっきりとしたことは分からずにいました。

調べてみると三人官女とは、お雛様の身の回りの全てのお世話をする有能な女性たちなのだとか。
お雛様の生活や健康を管理し、礼儀作法や楽器の演奏、雑務から歌を詠むことまで何でもこなせるスーパーウーマンたちなのです。

雛飾りはお姫さまの結婚の様子を表したものとされ、三人官女はお姫さまと一緒に婚家へついていくという役割も担っています。三人官女の質がお姫さまの質を決めると言われるほど、重要なポジションとも言われ、位も非常に高かったそうです。

雛人形の三人官女は、向かって左から、提子(ひさげ:鍋のような形、長柄銚子にお酒を注ぐ)、三方(さんぽう:盃をのせる台)、長柄銚子(ながえのちょうし:ひしゃくの形、盃にお酒を注ぐ)を持って、お姫さまの婚礼の儀をサポートする様子を表しています。

また三人官女のうち真ん中の官女だけが座っていたり、眉がなかったりすることがあるのですが、これは既婚女性、又は他の二人よりもずっと年上の女性であるという証なのだとか。描写が細かいので、当時の様子が色々と想像できて新しい発見もあり楽しいですね!

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ひな祭りの五人囃子は音楽隊だった!

一方、五人囃子はというと婚礼の宴を盛り上げる音楽を担当する若者たちなのだそう。元服前の貴族の少年たちで構成されていたとのことで、若者の楽団バンドといったところでしょうか。

元服とは12~16歳ごろに行われ、これ以降は大人として認められる、いわば成人式のようなもの。
ですから、三人官女に比べて、五人囃子の方が幼い表情に作られていることが多いのだとか。雛人形を飾る機会があれば、その辺も興味深く鑑賞してみたいですね!

ちなみに五人囃子の担当は、向かって左から、太鼓(たいこ)、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛(ふえ)、謡(うたい)の順。現代に伝わる能のひとつとも言われる囃子のリズムで、結婚の儀を大いに盛り上げていたことなのでしょう!

ひな祭りの豪華雛7壇飾り、正しい飾り方は?

最近はお内裏様とお雛様だけのシンプルな雛飾りが人気なようですが、五段飾りや七段飾りなどの豪華な雛飾りが実家にあった、なんていう方も多いかも知れませんね!

そんな雛飾りの飾り方、いざという時迷うことなんてありませんか?簡単にまとめてみると…

一段目:お内裏雛、お雛様。

関東では右(向かって左側)が男雛。京都では左(向かって右側)

二段目:三人官女。

食事の上げ下げなど、内裏雛の細やかな世話をする役割の女性たちで、左右の女性が立ち,中央が座っています。

三段目:五人囃子

太鼓と笛の美少年の楽団
左から太鼓、大鼓(おおづつみ)、鼓、笛と謡(うたい)の順番

四段目:随身。

右大臣と左大臣、ちなみに右大臣は若者で左大臣は年配者なのだそう。
ボディーガードの役割を担っている。

五段目:仕丁。三人一組の従者と護衛をあらわす。

平民出身で、主人の身の回りの細々とした雑用をする役職です。
三人一組の従者と護衛をあらわす

六段目・七段目 調度品。

その下の段に、牛車や家財道具、楽器や茶道具などを飾るものもあり、精巧に作られたミニチュアの世界観に思わず引き込まれてしまいそうになります!

牛車や箪笥(たんす)、火鉢、鋏箱(はさみばこ)などの調度品を飾ります。
これらの調度品には、内裏雛の女雛が持って行く、嫁入り道具の意味合いがあります。

まとめ

お内裏様とお雛様を盛り上げる、三人官女や五人囃子。改めて見てみると、それぞれに意味や役割があってとっても興味深いです。
女の子の健康や幸せを願う、雛飾りに込められた昔の人たちに思いをはせながら、今年の雛祭りは気持ちを新たにして過ごしてみたいと思います!

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