建国記念日と思っていたら、カレンダーには建国記念の日の表示になっているのはなぜか?
2018/02/10
ずーっと、2月11日は「建国記念日」って思っていました。しかし、カレンダーを見ると「建国記念の日」と書かれています。
「建国記念日」と「建国記念の日」との違いを調べてみました。
「建国記念日」と「建国記念の日」との違いは?
建国記念日は建国された日を指しますが、建国記念の日は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966(昭和41)年に定められました。
建国された日を指すものではなく、日本という国が建国された事、そのものをお祝いする日、という意味になっているのです。
建国記念日の由来となった紀元節
建国記念日は日本という国が誕生した日ということになります。
建国記念日の由来となったのが「紀元節」です。
初代天皇である神武天皇が即位された日を、日本という国が始まった日に決めましょう、とそれが紀元節です。明治時代にその日を祝日として制定さらました。
建国記念の日となった経緯
日本が戦争に負けた後、紀元節を廃止されました。
その後紀元節を復活させようという国民の意見で、1967年に「建国記念の日」と名前を変えて祝日となりました。
それは、神武天皇の存在に確証がなく、建国したという真相は不明となっています。
実在がハッキリしていないのに、「実際に建国した日」としてしまうのはおかしいという意見がで、「建国記念の日」として日本の建国を祝う日になったわけです。
まとめ
言い方は変わっても、日本の国の誕生を祝う気持ちは同じです。
2月11日は日本の国を想う1日にしたいですね。