クリスマスローズのミステリアスな花言葉の意味や由来
2018/02/03
鉢植えの、クリスマスローズの花が咲きました。
冬の時期に鮮やかで個性的な花を咲かせる数少ないお花ですね。ロマンチックな名前と、かわいらしい花、最近急激に人気が出てきています。今回は、そんなクリスマスローズについて、花言葉の意味や由来、種類などをご紹介します。
クリスマスローズの意味・季節・開花時期
花の少ない冬の12月末、クリスマスの頃白い花を咲かせるので、「クリスマスの頃に咲くバラ」という意味で「クリスマスローズ」という
学名:Helleborus × hybridus
その他の名前:ガーデン・ハイブリッド、レンテンローズ、ヘレボルス・ヒブリドゥス
科名 / 属名:キンポウゲ科 / クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
(ヘレボルス(Helleborus)は、ギリシャ語の「殺す(Helenin)」と「食べ物(bora)」の2つの言葉が合わさったものです。これは、クリスマスローズの根の樹液に含まれる毒をとって狩りに利用していたことに由来しています。)
旬の季節: 冬
開花時期: 12月~2月
出回り時期: 12月~2月(最盛期は1月)
花持ち期間: 7日程度
花びらのない花で花びらに見える部分は、実際には花のような形をした「萼片(がくへん)」になります
クリスマスローズ花言葉の由来
・いたわり
・私の不安をやわらげて
古代のヨーロッパでは、クリスマスローズの香りが病人から悪臭を除くと信じられ
ギリシアでは狂人を正気に戻す
・中傷
・なぐさめ
根に毒があることから
クリスマスローズ/ニゲルの伝説
白いニゲルの花は、キリスト教の国々で語り継がれている話があります。
キリストが誕生したときに、マデロンという貧しい一人の少女が、お祝いに聖母マリアのもとに駆けつけた。貧乏だったマデロンだけが、キリストの誕生をお祝いの品をもっていきませんでした。嘆き悲しんでいるときに、少女の流した涙が落ちた土の中から真っ白なニゲル(クリスマスローズ)が咲きほこり、マデロンはその真っ白な花を摘み花束にして聖母マリアと幼子キリストに捧げることができたというのです。
その後、キリスト教では特にクリスマスローズのニゲル種を神の花としてあがめるようなったということです。
クリスマスローズの種類
シングル
原種ニゲル
オリエンタリス系ダブル
ピコティダブル
セミダブル
パーティドレス系ダブル
まとめ
クリスマスローズは、色も優しく、可愛い花ですが、花言葉はイメージとは程遠い言葉ばかりです。ちょっと、ミステリアスな花ですね
でも、非常に手入れが簡単なため初心者でも育てやすい花なので、栽培してみてはいかがですか。