【意外に多いい冬場の脱水症の原因と対処法は】
2018/01/12
脱水というと、夏のイメージが強いかもしれませんが、実は冬でも脱水を引き起こすリスクがあります。空気の乾燥により体から水分が失われやすいのに加え、喉が渇きにくいなどの理由で夏場に比べて飲料摂取が少なくなることからからです。
冬だからといって油断していると体調不良の引き金となってしまうので注意しましよう冬は汗をかかないぶん、脱水症状かどうかが分かりにくいのがやっかいですね。
冬の脱水症状になるとどんな状態になってしまうの?
めまいや立ちくらみ、
眠気が起こったり、
食欲不振や疲れ、
関節の痛みなどの症状があらわれます。
冬の脱水症状の原因
日常の乾燥と水分補給不足が脱水を起こします。
体の内側の状態では
・冬は、空気の乾燥により、体から水分が失われやすい。
・体感温度が低いと喉の渇きを感じにくいこと。
・体を冷やしたくないなどの理由で水分の摂取を控える。
などの原因で、夏よりも水分の摂取が少なくなります。そのために脱水症になりやすくなります。
体周りの環境
気密性が高い現代の住宅は、エアコンなどの暖房器具の使用により、さらに湿度が下がり室内の空気が乾燥しやすくなっています。
そんな中で、知らず知らずのうちに(皮膚、粘膜、呼気から、)体から水分が失われる量が増えているということです
冬場の脱水症状を防ぐには
・3食きちんと食べてこまめな水分補給
・喉の渇きを感じる前に、こまめに水分をとる。
寒い季節、温かい白湯はカラダを内側から温めながら、同時に水分補給をしてくれます。
温かい飲み物といえば、コーヒーや緑茶をよく飲む方もいることでしょう。ただし、コーヒーや緑茶には利尿作用を持つカフェインが含まれていて、摂った水分が利尿作用で排泄されます。利尿作用のある飲料の大量飲みは控えましょう。
・部屋を乾燥させない
冬はどうしても暖房を使うことが多いので、加湿器を置いたりして積極的な乾燥対策をしましょう。
まとめ
冬は、外気の乾燥により体から水分が失われやすいことに加え、喉の渇きを自覚しにくいなどの理由から水分摂取が怠りがちですので、白湯などの飲料を意識して摂ることが大切です。また大量に汗をかいたときは、スポーツドリンクなので水分と塩分を補給しましょう。特に小児や高齢者では脱水症のリスクが高くなるので、注意が必要ですね。